<美容室のブランディングとは?>
私はこの美容業界を約30年近く見てきました。
おそらくは、今のような状況になるなんて予想だにしていませんでした。
30年前はというと、ワンレンが大流行りでストレートパーマが飛ぶように売れました。
それから、カラーという新しいメニューが定着化し、パーマ屋と呼ばれていた美容室に新たな革命を起こしたのです。
カリスマ美容師ブームが起こり、若者のなりたい職業No.1にまでなったのです。
雑誌もTVもドラマも美容師を取り上げ、美容バブルがやってきて、数年で一気に崩壊したのです。
それから約15年が経過・・・・。
今の状況になっているのです。
一般企業が新人を採らないデフレの世中になり、就職難の状況の中、この業界は明らかな求人難なのです。
あの時代が夢のようにくずれさり、今や美容師になりたいという若者がどんどん減少していっているのです。
当然、美容学校の募集も定員割れし、国家試験の受験者数も合格者数も減少しているのです。
これでは、お店が成り立たないのです。
お客様はいるのにやる人がいないのです。
どこかで聞いたことのあるフレーズですね。
そうです!跡継ぎがいない業種になっていっているのです。
外からは一見華やかに見える職業ではありますが、実に泥臭い経営システムなのです。
しかも休みは少ないし、ペイも少ないのです。
社会保険もないところもまだまだあります。
社会的地位が上がらない原因は色々ありますが、昔から受け継がれてきた徒弟制度の名残が給料に反映されているところから伺い知れ
ます。
初任給が安すぎるのです。
確かに新人さんは非生産的なものです。
が、他の業種はそれでも基本的にはそこそこの給料は支払います。
でも、この業界はこれが普通だと考えているのです。
世間からのずれを修正できれば、とりあえず同等に戦えるのに・・・と思ったこともありました。
しかし、職人の世界と呼ばれるだけあって、モチベーションが維持できないのです。
一握りのできる人間が独立を経験し、大きくなって行くのです。
そこには、運とかタイミングも加味されますが、やはり最終的には経営センスが問われるのです。
バランスのとれた経営感覚が命です。
ということは、普通では意味がないのです。
普通は負けを意味します。
上位数パーセントになるためには、何か他所と違った秀でるものが必要なのです。
これは、何も特殊な液で開発された傷まないパーマを売るとかというものでは全くありません。
サービスでも何でも良いのです。
他所がやっていそうでやっていないことを一つずつ取り入れていくのです。
これを『価値の提供』と呼びます!
それを発信し続ければ、お客様が支持をしてくれるのです。
また、この店で働きたいと言う人が出てきます。
これが、ブランディングに繋がるのです!
アナタは自店のブランドを意識したことがありますか?
ブランドって遠い存在のことだと思ってませんか?
ブランド米とかブランド牛というものがあるようにブランドとは実は身近なものなんです。
『自店のウリ=USP』
があれば、しかもそれがどこのお店にもマネができないものであればあるほど、ブランド化は可能なのです。
一度ハサミを置いて、スタッフ皆で考えてみてください?
自店のウリは、いったい何なのだろうか?
メニュー面、技術面、接客面、空間面、設備面等から
これだというものを探し出してください!
これは、空から降ってわいてくる物ではないのです。
現に存在しているものなのです。
気にしていないと気付かないものなのです。
この世に存在する物はすべて目に見えています。
しかし、気付かず当たり前に過ごしていると見落とすのです。
凡人は見落とすことに慣れています。
だから平凡な毎日を過ごすのです。
自分のために時間を取りましょう(^^)
そして、見つめ直しましょう!
至って簡単な事から始めましょう!
そして、コレだというものが見つかったら、それをとことんやり続けて下さい。
それが磨かれれば、その道の指導者(プロ)になれます。
私から、アナタにお願いがあります。
今日から他所の店の良い面ばかり取り入れる事を辞めて下さい。
アナタのお店は他店とは違うのです。
そこでは成功したかもしれないけど、アナタのお店で当てはまる物ではないのです。
確かに参考にして、自分の店でアレンジすることができれば、いけるものもあります。
でもそれをしても、そのお店の2番煎じなのです。
そして、絶対に長続きしません!
アナタのお店独自のUSPを探すべきなのです。
もう、横並びの友達経営はやめて下さい!
圧倒的に抜きん出る経営とは、そのUSPが『すばらしい』と賞賛されます。
そしてその分野では他店の追随を許しません。
価値があるのです!
私が『価値の提供』を唱えるのは、そこなのです。
『価値の提供』を発信し続ける事ができれば、必ずブランド化はできます。
そして、この『価値の提供』をネットを使ってどんどん発信し続けるのです。
ホットペッパーなんて、クソくらえにしましょう(^^)
この美容業界を私と共に変えていきましょう!
私は本気ですよ!
賛同者求む(^^)
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