
<朝ドラ『べっぴんさん』から現代の甘えを知る>
戦後のなにもない状況のなか、『さあ、どうして生計を立てて行けば良いのか?』
闇市が横行し、物は安く買いたたかれ、高い値で売られるという世の中。
自分が何も持っていないと思う人間は、どんどんやせ細って行く。
安易な方向を求めてどん底の人生を歩んで行く。
しかし、自分には未来がある、何か出来るはずだと思う人間は何かを考える。
そして、自分が好きなことや出来ることから新たな物を生み出すのである。
主人公は幼子をかかえたこの頃では一番大変な女性。
ひ弱な彼女に何が出来るのか?
でも,そんな彼女に光が射し始めた。
そこに自分でも出来ることが見つかったからだ。
死にものぐるいで、それをやり続けながら今を生きる。
そんなに簡単な道のりでは無い。
何度も何度も失敗を繰り返しながら、歯を食いしばって頑張る。
ここがどん底なら、先は上昇しか無いから・・・。
そう考えると何でもやっていける。
そして、知らぬ間に地獄から抜け出している自分に気付く。
『ああ、私は今生きている。虹がきれいに見える』
こんな気分は本当に久しぶりだと。
このドラマの先を私は知る由もない。
しかし、見えてしまうのだ。
『こんな時勢だから』とよく言い訳をする輩がいる。
しかし、このドラマを見て自分を見つめ直してほしい。
戦後何もない世の中の不景気に比べれば、月とスッポンである。
『言い訳する前にやることをやれ』
先人達にはいつも教えられる。
それは、そこに人間の本質があるからだ。
何事も考え方一つ、行動一つで自分の道は決まる。
思考の中に未来はある!
※この朝ドラ『べっぴんさん』は子供服で有名なあのファミリアの創業者がモデル。私の故郷の神戸を舞台としているので、感慨深い。
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